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龍洞山正願禅寺

所在地岐阜県可児郡御嵩町中切 1224-1
竣工平成13年(2001年)
規模客殿
TEL0574-67-0819
交通電車:JR「土岐市駅」より車で15分。名鉄「御嵩駅」より5分。車:中央自動車道「土岐IC」より10分
納材木曽檜100年生、柱、化粧桁、造作材他 内地赤松:梁、桁

雄大な自然の中で勤める禅の寺院

岐阜県上之郷中切の南に向かった山の中腹に正願寺はあります。延慶3年(1310年)の創建と伝えられ、本尊は聖観音菩薩像(胎内仏)、本尊鞘仏は十一面観音菩薩像(ともに町文化財指定)です。寛政6年(1794年)に建立された山門形式の鍾楼門は、本堂と裏山をひかえた所に建てられており、雄大な印象を与えてくれます。平成12年、老朽化が進んでいた旧庫裡棟を解体撤去し、翌平成13年新しい庫裡が完成しました。

臨済宗妙心寺派

開祖は栄西禅師(1141~1215)。釈迦如来本尊。妙心寺派、建長寺派、・・など、14派からなる教団の総称を臨済宗と呼び、臨済宗、曹洞宗、黄檗宗の三つを総称して「禅宗」と呼ばれています。座禅修業により、精神統一し自己と向き合い、悟りを開くことを目的としています。厳格な戒律が武士社会に受け入れられ幕府の保護を受け、絵画(水墨画)、演劇(能)、茶道等、中世の文化に非常に大きな影響を与えました。